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セントラルへとやってきたエルリック兄弟は、ついにヒューズのことを知ってしまう。「元の身体を取り戻すためならどんなことだってする」と誓ったはずのふたりだったが、自分たちの行為が、自分たちの大切なものを巻き込むこともあると知り、これからのことについて悩む。 一方、マスタング大佐の調査がかなり接近していると知ったホムンクルスたちは、ある作戦を思いつく。東国シンから来たというリン一行、ホムンクルス、マスタング一派、そしてエルリック兄弟。四者の思惑と意志とが複雑に絡み合い、事態はさらに混迷していく……。 ということで、テレビアニメ版が終了してからは初のコミックスとなります「鋼の錬金術師」。これが雑誌に掲載されていた頃にはアニメはすでに最終クールへ突入していたので、もはやストーリーに関連性はまったくありません。アニメから入った人たちも新鮮な気持ちで読めるのでは? 雑誌掲載時に話題になった35話、今見てもインパクトは大きいですね。しっかり背表紙も……ですし。そして落ち着く暇もなく次なる戦闘が。今後の展開が楽しみで仕方ありません。 (じつは38,39話は見ていないのに40話を読んでしまいました……。やっぱりコミックス派ならコミックス派らしく、ガンガン本誌は読むべきでないですね……) 以下、気になるところを箇条書きで。 ・34話の「●●サーカス」って何? ・同34話、回想シーンに出てくるホークアイのポジションが気になる。その前のコマと比べると、彼女が狙っていたのはあの人だと思うのだけど……。 ・同じく34話、単なる背景キャラだと思っていたら●●●だとは…… ・37話の電話シーン、色々伏線が張られたと思ったらすぐにその解を見せるとは。こういったわかりやすさも、この作品の魅力ですよね。 いやー、まだまだ楽しませてくれそうです。
by tatibana_m
| 2004-11-23 18:57
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