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「ティム・バートンの」がつくのが正式タイトルみたいですね。 親同士が欲得ずくで決めた結婚に戸惑いながらも、初めて出会った瞬間からお互いに惹かれ合ったヴィクターとヴィクトリア。ところが、森の中でひとり、式の練習をしていたヴィクターが誓いの言葉とともに結婚指輪をはめた枯れ枝ーーそれは、地中深く埋もれながら花婿の訪れをずっと待ち続けていた"コープスブライド(死体の花嫁)"の朽ちかけた薬指だったのだーー。(パンフレットより) ひさびさにいい話を見ました。見終わったあとの印象が最高です。 まずメインであるヴィクターとヴィクトリア、そしてコープスブライドの花嫁。この3人がみんな純粋で、すごく応援したくなります。(ヴィクターはちょっと不甲斐ない面があるものの、十分許容範囲内かと) 物語が進むほどヴィクターの選択が気になってくる中でのラストシーン。 ちょっと切なくてすごく美しい、きっと誰もが納得できるものとなっています。 パペットを使ったというのも成功のひとつだと思います。というか、見終わった今ではパペット以外にない、と断言したくなるほど。 物語上死体が続々と画面に出てきますが、パペットというおかげでグロテスクさは感じません。また、その構造を活かして、人間では実現できないコミカルな動きがいろいろと出てきて「明るい死者の世界」の表現に一役買っています。 また、こちらの想像以上にパペットが「演技」をしていました。 その仕草の細やかさは、見ていて「あぁ、新人のアニメーターが見たら勉強になるだろうな〜」と思ったほどです(たとえがアレですが)。 77分と上映時間は短いので、気軽に見ることができると思います。 男女問わず、また親子連れでも楽しめる一作ですよ。 ーーくっだらない余談。 コープスブライドの名前は途中まで明らかにされないのですが、名前を呼ばれるまでずっと「ヴィクターとヴィクトリアだから、最後はアレクサンドリアに違いない!」と思いこんでいましたよ(元ネタがまた微妙……)
by tatibana_m
| 2005-10-27 19:01
| 映画
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