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前回、復活優勝を遂げたシューマッハ。しかし、抜きどころがほとんどないサンマリノということもあり、フェラーリの作戦勝ちの面も強く感じられた。今回のニュルブルクリンクでは、シューマッハの復活が完全なものとアピールするのか、それともルノーとアロンソが、再びその力を見せつけるのかに注目が集まった。 ポールポジションは、予選で唯一30秒をきったアロンソ。2位はシューマッハ、3位は同じくフェラーリのマッサ。ルノーもうひとりのドライバー、フィジケラが予選中位に沈んだこともあり、アロンソにとって苦しい展開が予想されるスタートとなった。 レース序盤は、積んでいるガソリンが少ないと思われるアロンソがトップを走るものの、フェラーリとの差を広げられないという意外な展開に。ルノーは1回目のピットインでフロントウィングの調整をするものの、思うようにスピードが伸びず、シューマッハにぴったりと追走されたまま周回だけが進んでいく。 そして運命の36週目。アロンソが2度目のピットインをすると、前がいなくなったシューマッハは怒濤の走りでベストタイムを刻み、アロンソとのタイム差を広げる。結果、2度目のピット作業を終えたとき、シューマッハはアロンソの前に出ることに成功する。 その後「次のレースでも同じエンジンを使うから」とアロンソがエンジンの温存に入ったこともあり、シューマッハは余裕の走り。サンマリノに続く連続優勝で、完全復活をアピールした。さらにマッサも3位で初表彰台と、フェラーリにとっては最高の週末となった。 昨年に続いてルノー対マクラーレンの構図と思われていた今年のグランプリだが、ライコネンは4位と伸びず、モントーヤはポイント無しと、マクラーレンは思ったようにパフォーマンスを見せることができない。2強に割って入るかと期待されていたバトンもトラブル続きであることを考えると、現在ルノー&アロンソの地位を脅かせるのは、復活のフェラーリ&シューマッハだけのように感じられた。 ちなみに、AGURIの2台はどちらもリタイア。セカンドドライバー、モンタニーのことをしきりに「助っ人」と強調し、近いうちに井出が復活することを匂わせていたが、チーム全体のパフォーマンスを上げることが最優先だと思われる。
by tatibana_m
| 2006-05-08 15:12
| スポーツ
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