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日本代表の戦いぶりについては触れない方向で。 「悔しい」とか「もっと戦えた」とか言っても、それは実際に戦った選手が一番よくわかっているはずなので。 ただ、空港の出迎えとかであったらしい「夢をありがとう」は違うのでは? 選手たちは、あくまで勝ち進むことを目標に戦っていたのだから(少しはサッカーファンに夢を与えるということもあったでしょうけど)。 受験に落ちた学生に「夢をありがとう」って言います? さて、そんな中、時期日本代表監督はオシムと、川淵氏が「うっかり」言っちゃったらしいですね。 ハッキリ言って、不快なことこの上ないです。 もし本当に「うっかり」ならば、それはそれで組織のトップとしてあるまじき行為ですが、どうも今回の失言は、代表敗退の矢面に立たされないようもっと話題性のあることを、と狙って言ったとしか思えません。 第一、今回の敗退を真摯に受け止めているのなら、今の日本に足りない部分は何か、それを補える監督は誰かともっと熟考するはず。それが敗退後一週間とたたない内に発表とは。 それに(ここが僕の中では重要なのですが)、オシム監督は「たとえスター選手であろうと、チームの中で機能しないのならば使わない」という哲学を持っているため、川淵氏にとってあまり好みの監督ではないはずなんです。 ひょっとしたら、わざと成立前に「失言」して、監督就任の話自体頓挫させようとしているのでは、それによって「オシムに考えていたけど、断られたので急遽別の監督を」と自分好みの監督を据えようとしているのでは。 そこまで邪推してしまうものが、今回のコメントには感じられました。 川淵氏はビジネスマンとしては凄いと思いますが、時が経つほどサッカーファンとして尊敬できない人になっていきますね。残念で仕方ないです。
by tatibana_m
| 2006-06-27 11:11
| スポーツ
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